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民主党、分裂に進むか。与党側からみれば「改憲勢力を結集する試み」――果たして民主くんは2つにちぎれるのか  

「民主解党」岡田氏に要請へ=前原、細野、江田氏が一致

民主党の前原誠司元外相と細野豪志政調会長、維新の党の江田憲司前代表が11日夜、東京都内のホテルで会談し、野党再編に向けて民主党が「解党」を決断すべきだとの認識で一致した。自民党に対抗し得る野党勢力の結集を一気に進めるのが狙い。前原氏らは近く民主党の岡田克也代表に申し入れる見通しだ。

民主党が分裂に向けて動くかもしれないというニュースが報じられました。時事通信の報道があったのがおとといの夜、日経が昨日で、Twitterで少し書いていたのですが、ブログにもまとめておこうと思いました。

さて、今回の要請をした一人の細野さんですが、この人は安保法制に反対する国会前の行動で見たことがあります。

Youtubeに動画もあがっているんですね。

SEALDs 7.16国会前 民主党細野豪志議員


ただ、スピーチの内容は、これ本当に反対してるのかよ、っていう感じで、抗議行動をしていた周りの人たちからも怒鳴り声が飛びました。「帰れ」コールが起こったりもして、奥田くんが「スピーチは静かに聞いてほしい、言いたいことがあるのはわかるけど」と言って場をおさめた。ぼくも細野さんは安保法制に賛成する気持ちがあるだろうと思いました。

民主の議員は採決の時は反対したけれど、それは議員数が足りていて可決が確実だったからということで、中にはどうみても内心は賛成だろうという人たちもいました。そういう議員――さしあたり民主右派の議員といいますが、右派がこれから党を割っていくとしたら、そういう右派だけを追い出すような形で、中間派を残しつつ割れるかどうかが大事になると思います。

前原さんや細野さんたちが中間派とともに今の民主党を離れた場合、実質的な与党の勢力は一段と大きくなるでしょう。だからいま、枝野さんはもちろん、小西さんや福山さんも、党勢を落とさないために動いているはずです。

しかし、民主の組織票は前原さんや細野さんたち右派側に向いています。民主の支持基盤といったら連合ですが、連合は最近、自民党にもかなり投票しているところがあって、そういう組織票が右派についているかぎり、中間派も一緒に割れる可能性は十分あると思います。

その割れ方も、いっぺんに割れるとは限らず、まず一部が党を離れ、残った部分がさらに党を割る工作をして、ひっかきまわしてから数段階で離れていくことも考えられるでしょう。

では、どういう比率で割れると危険なのか。

議会の議席はふつう、過半数、安定多数、絶対安定多数、特別多数(圧倒的多数)という大きな閾値があります。特に重要なのは過半数と特別多数で、過半数は法案の可決、特別多数は憲法改正の発議などを行うのにいる議席数です。

参議院の場合を見てみましょう。

122…過半数
129…安定多数
140…絶対安定多数
162…特別多数(2/3議席)


ここで、現有(現時点でもっている議席)は与党の安定多数です。

与党133
野党109


野党109のうち民主は58議席になっているので、単に計算の上での話ですが、分裂した民主が自公について連立与党をつくることを考えると、民主会派の58人が29人ずつ半々に割れて与党についた場合、与党の議席が自民113+公明20+分裂民主29=162となって参議院の3分の2議席(特別多数)をぎりぎり満たしてしまいます。

中間派の動きが重要になることがわかりますね。

政党を再編して改憲に必要な3分の2議席を獲得する。衆院はすでに3分の2を持っていますから、参院で満たせばこれが可能になります。

だから民主の分裂というのは、与党側からすれば改憲勢力を結集するという試みだということになるのかもしれない。

他の政党もあわせて見れば、与党側の自民と公明党に大阪維新がつく。そしてさらに民主党の右派が分裂してくっつく。元気にする会や次世代を与党側に再編することだってやろうとすればできる。まだある。大阪じゃないほうの「維新の会」から改憲勢力をくいちぎることも画策されている。

そうやって、いまの野党のかなりの議員が実質的に与党に合流していく、そういう大きな流れが見えてくるようです。

野党側は与党側との力関係のなかで臨時国会も開くことができず、安保法制も容認するかたちになり、後退に次ぐ後退という情勢です。



※民主くんは民主党公認のキャラクターです


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Posted on 2015/11/13 Fri. 12:28 [edit]

category: 政治一般

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コメント

まず細野氏のスピーチについて、細野がおっしゃっていることは現実的で妥当なことでしょうよ。自衛隊の方々の多くが、人殺しを目的として日々訓練しているのではなく、日本の人々を守りたいから厳しい訓練をなされていることは当然のことであり、自衛隊のような実質的な軍隊は日本の安全保障環境を考えた場合は必要不可欠なことは明白でしょう。それは一度政権を担い、また政権交代を目指している野党の実力者なら当たり前の考えです。
そもそも民主党の長島議員や前原議員は言うまでもなく、野田元総理は自著で、岡田代表は過去のインタビューで、それぞれ何らかの形で集団的自衛権の容認が必要であることを認めています。この点で、過去と考えが変わったとしても、そのいきさつを説明しない限り、今回の安保法案に反対していることは、支離滅裂ですし、公然と反対や廃止を掲げていることに疑念が生じます。
あと左派の方々が戦争法案などと言って、現実の脅威から目を反らしていることに非常に残念な気持ちです。北朝鮮は核を保持しており、明確に先軍政治を続行しています。それに対して、韓国は徴兵制を敷いて、軍事的に一定の圧力をかけています。一方、中国は尖閣だけでなく、東南アジア諸国と島々を巡って対立していますし、インドとも国境を巡って軍事的衝突があります。そうしたなかで、アメリカの力が落ち、日米同盟を強化して、不測の事態に備える、不測の事態が起きることを未然に防ごうということは当然のことでしょう。
よく左派の方々は、まずは外交的努力や話し合いで何とかしよう、中国や北朝鮮が軍拡するのは日本が自衛隊を強化するから、歴史認識が誤っておりその不信感のせいという言い分をよく聞きます。外交的努力や話し合いは当たり前でしょう、それを放棄するような国に日本がなることはありえません。かの大日本帝国ですら、日米間で長き渡って交渉した上で、ようやくあの破滅的な戦争に足を踏み入れたんですから。また中国と北朝鮮の仮想敵国は日本だけではありません。もし日本が中国や北朝鮮の望むように軍事を削減して、歴史認識を受け入れても、核はもちろん軍拡をやめるなんてしませんよ。日本以外にも軍事的対立をしている国があることは明白ですし、もしそう思っているのなら自意識過剰もいいとこです。
ただ私は安保法案の最中に自衛隊員が戦死した際の補償についてあまり語られなかったことが残念です。今まで以上に、自衛隊員のリスクが増えることは明白ですからね。ただ中国軍でさえ、国連軍の一員としてアフリカで駆けつけ警護や国連職員を警備にあたっているわけですから(いつかの報道ステーションでやってました)、日本も金と口だけでなく体も出して国際的貢献をしなくてはいけないでしょうよ。
戦争法案と盲目的に叫んでいる方々が本当に上記のような状況を知っておっしゃているのか疑問だったので書かせていただきました。
あと相手に譲歩する融和政策(韓国では太陽政策) は歴史上で悲劇ばかり生んでいます。あのドイツ国民の熱狂的支持で合法的な選挙で選ばれたヒトラーがチェコスロバキアのズデーテン地方の割譲を要求した際に、時のイギリス首相は承諾しました。ヒトラーにこれ以上何も要求しないと約束させて。韓国の大統領が北朝鮮に融和的な太陽政策と呼ばれるものをしました。あらゆる援助を一方的に行い、歴史的会談の実現のために裏金まで送金させて。ノーベル賞平和賞を受賞するまでに称賛されました。その結果、前者は第二次世界大戦、後者は核保有という形で見事に裏切られたわけです。

URL | 自称中道右派 #-
2015/11/13 13:36 | edit

はじめまして

はじめまして。
いつもはるさんのツイートやブログで勉強させて頂いています。
今回は初めてコメントします。

前原と細野とが与党側に着く可能性は低いです。
なぜなら、誰もついてこないからです。衆議院の選挙区は与党の現職でほぼ全て埋まっており、選挙区に与党現職がいない極少数の議員しか与党と組めません。
そして、そうした選挙に強い野党議員は党内での地位も高いです。そのため、誰も追随しない与党との連携をするよりも、野党内にグループを作って主導権を得る方が権力獲得の近道なのです。

前原も細野も以前から一貫してこの方針です。
前原と細野とが“解党”を主張しているのは、江田や松野と組んで民主党内の主導権を得るためです。外様の江田や裏切り者の松野にとっては、現行の民主党に吸収されるよりも、解党・新党結成という形を一度取った方がスムーズなのです。(特に松野ら離党組は民主党議員や地方組織から激しく嫌われているので)
そして改めて新党の代表選が行われ、細野が代表に就任するというのが狙いでしょう。細野派に小沢系議員や新党大地の鈴木貴子が入ったのはその布石でしょう。

整理すると、前原・細野・江田・松野と岡田・枝野の間には、民維合流の際の手続きや時期の違いしかなく、将来的な民維丸ごと合流という大枠は共通していると見ます。
そして、両者で綱引きをすれば口座が凍結されている江田・松野が根負けして岡田・枝野が勝つ可能性が高いです。民主党内に前原・細野の賛同者が増えれば別ですが。


前原らは昔から執行部に反旗を翻してはすぐに鎮圧され、何事もなかったように元に戻る事を繰り返しているので話半分に聞いた方が良いでしょう。あとやまもといちろうはただの2ちゃんねらーのおっさんなので放っておいて下さい。

ここまで読んでくださりありがとうございました。失礼します。

URL | けいけい #Z1IwPY76
2015/11/13 13:49 | edit

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