はるノート選挙分析

データを力に社会を変える!

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

共同通信で5.5%上昇? 内閣支持率は本当はどうなっているのか  


安保関連法案の衆議院での強行採決以来、共同通信がはじめて内閣支持率の上昇を出しました。これをどう評価するのか、みんなが言っているように戦後70年談話の影響だと考えていいのか、そして支持率は本当に上がっているのかどうかについて書きたいと思います。


共同通信の世論調査のポイント


内閣支持率43.2%(5.5ポイント上昇
不支持率  46.4%(5.2ポイント減少)

●共同通信は強行採決の直後に世論調査を出しているので、今回の調査は純粋に強行採決の後の変動。

●最近あったことは、
・辺野古の集中協議期間(8/4)
・広島と長崎の平和記念式典での非核三原則の扱い(8/6~8/9)
・原発再稼動(8/11)
・戦後70年談話(8/14)

20150815内閣支持


それに対してぼくの考えを簡単に書けば

①共同通信は前回低い数字を出しすぎてて、その揺り返しがきた。だから支持率はそんなに上がってない。

②談話の影響ではないです。

③しかし、支持率は下げ止まってます。


という感じになります。

まず①から話しますね。実は、共同通信は支持率上昇を出すのではないかとぼくは思っていて、以前Twitterにこう書きました。

「グラフを見ればわかるけれど、時事通信は常に平均より下の内閣支持率を出してきた報道機関なんだ。だから時事で39.7%が出たっていうのは、平均はもう少し高いかもしれないことを示唆する。ぼくの予想が正しければ、次の共同通信、朝日新聞、産経新聞、報道ステーションのどこかで支持率微増がでる」

「世論調査では3%程度の誤差がありえるので、下落のスピードがそれ(1ヶ月あたり3%)以内なら「支持率微増」と出る事があります。支持率が上がってなくても、少なくとも横ばいになっているはずだからそれはありえるんじゃないかと思う。特に前回の共同通信は低く出すぎているから、次回は少し上がるかもしれないです」

実は、前回の共同通信は、誤差で下にぶれていた可能性が高いんです。それは、支持率の下落の平均と比べて下に出すぎていることから言えます。また、今回の調査が誤差で上に出すぎているという可能性もあります。

なので共同通信の調査に出ているとおり、内閣支持率が5.5%(ポイント)もあがったとはとても思えません。ちゃんとした数字ではないけれど、直感、せいぜい+1%とか2%のように思います。



②談話ではないです。少なくとも、上昇に転じた原因は談話ではないです。なぜそう言えるかというと、過去の世論調査がすでに上昇を示唆していたからです。

それは、強行採決のダメージが時間経過とともにどう変わったかというふうに考えれば見えてきます。世論調査を見るときは必ず変動を見る事が大事っていうことですね! では、見てみましょう。

共同通信(採決直後)9.8%減
日経新聞 (1週後)  9%減
JNN    (2週後) 4.6%減
NHK    (3週後)  3%減
日テレ   (3週後) 1.9%減
時事通信 (3週後) 0.4%減


(※いずれも強行採決をはさむ調査で、調査間隔は4週間)

どうでしょう。採決直後の共同通信が9.8%減、1週間後の日経新聞が9%減だったのに対して、その後のJNN、NHK、日テレ、時事通信はどんどん下落の幅が小さくなっています。

採決直後に激しく落ちたのに、時間が立って下げ幅が小さくなるためにはどうなっていればいいでしょうか? そう、落ちた後に上がる、ということですね。各社の世論調査からそれが見えてきます。

なので共同通信の結果は驚くことではないと思います。談話一発での変化でもないです。



③支持率はたいして上がってもいないです。でも、下げ止まってはいます、ということについて。

先にあげた「強行採決のダメージの時間変化にのせいてない世論調査があります。毎日新聞の強行採決の後の変化です。なぜ載せなかったかというと調査間隔が4週間でなくて、いっしょに比較できないためでした。

ここで、毎日の調査を見てみましょう

毎日新聞 (採決後~3週間) 3%減


毎日は、強行採決後にすぐに調査を出しているので、これは採決をはさまない変化です。つまり、採決で落ちた後、さらに落ちた事を毎日新聞は示しているわけです。

これはどういうことでしょう? 先にあげた共同→日経→JNN→NHK→日テレ→時事通信という流れは、一度支持率が落ちて回復した事を意味します。それに対して、毎日は落ち続けているといっています。

これは矛盾するので、解釈が難しいところです。今回の共同通信の5.5%増とも矛盾しますよね。これをどう考えるか。

ここで、いつも注意しなければいけない事に、世論調査の誤差は3%程度は考えられるということがあります。つまり2回の調査で変化を見るときは、最悪で6%程度はぶれることが考えられます。

毎日新聞の調査はめいっぱい下にぶれて3%減になっているかもしれないし、共同通信はめいっぱい上にぶれて5.5%増になっているかもしれない。しかも共同通信は前回かなり下にぶれていたので、それとあわせての5.5%増です。これらを整合的に説明するのは、あまり上がってもいないし下がってもいない、その中でぶれているという事になるかもしれません。

それをはっきりさせるのは今後の世論調査です。しかし、こういったそれぞれの世論調査をいちばん整合的に説明するためには、ぼくは大きな上昇はないとみるのが良いと思います。

最後にツイッターに書いた事を貼り付けます。

「世論調査は一喜一憂していても仕方がないです。数字を捏造だっていうのも自ら情報を捨てているだけです。そうじゃなくて何をどう訴えれば効果的なのか考えること。情況が変わってるんだったらできるだけ速くそれに反応すること。内閣支持率が落ちないんだったら野党はどうするか考えろっていうこと」

以上です。またね!(/ω\*)
スポンサーサイト

Posted on 2015/08/16 Sun. 01:10 [edit]

category: 世論調査の分析

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://harunosippo.blog.fc2.com/tb.php/26-40df2b80
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

メールフォーム

カテゴリ

検索フォーム


▲Page top

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。